新しい年を迎えトイガン愛好者、トイガン販売店、トイガン流通業者の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
さて、我が国のトイガンの歴史は古く、日本が貿易を自由化した1960年(昭和35年)東京・上野アメ横の中田商店は、米国で子供たちに人気のあったマテル、ヒューブレー、ニコルス社製のキャップガン(モナカ式)を輸入販売すると日本では、忽ち大人たちに大人気となりました。
そして、1962年(昭和37年)に国産初の「金属製モデルガンけん銃型ワルサーVPⅡ(スライド・アクション)発火式」が誕生しました。しかし、1971年(昭和46年)の法規制によって黒色の金属製けん銃型は市場から無くなりましたが、1971年(昭和46年)には、「プラスチック製モデルガン回転弾倉式S&Wハイウエイパトロール41」が黒色で蘇りました。また、1982年(昭和57年)には「エアコッキング式KG9(球状6mmBB弾)」がモデルガン並みのリアルさを備えて誕生し、忽ちサバイバルゲームの主力銃となりました。その後、1985年(昭和60年)には、「リキッドチャージ式セミオートガス銃(ベレッタⅯ93R)」、1991年(平成3年)」には、「電動式エアソフトガン(FA-MAS5.56F-1)」が誕生し、電動ガン時代の幕開けとなりました。
また、STGAでは、2012年(平成24年)には、次世代のエアーガン用パワーソースとして地球環境に優しい炭酸ガス排出量ゼロの“CO2”採用したSTGA認定の「小型炭酸ガスボンベ内蔵式(US/M1カービン)ガス銃が誕生しました。
この様に、わが国で生まれたトイガン(モデルガン&エアーガン)は、映画、テレビ、演劇等の小道具としても寄与すると共に半世紀以上を超えた世界に類のない「トイガン文化」をこれからも守って参ります。
令和6年 元旦
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